【残骸】ヘリテージツーリズム論演習の課題作成で没ネタとなったもの。

「札幌市内でアイヌ文化・歴史・地名等を体感できるツアーコース」を作ることが最終課題として与えられている。私はコンテンツ―リズムとヘリテージツーリズムと教科教育の融合を目指し、下記のコースを想定していたのだが・・・。参考文献を呼んでいたら、もう既に同じようなルートが開発されており、丸被りであった!!コンテンツツーリズムを取り入れたという点で差別化できるかもしれないが、ヘリテージツーリズム論演習という講義の趣旨を鑑みれば、避けるべきであろう。と、いうことで没ネタとなった残骸を記しておきます。(※ちなみにこの残骸となったものを作るために『天体のメソッド』と『北へ。』シリーズを視聴したので、コンテンツ履修度が上がったと、前向きに考えよう。)

  • コース
    • (1)北大エリア(農学部関連遺産群→古河講堂→サクシュコトニ川→南門)
    • (2)サクシュコトニ川逆流(跡地逆流→偕楽園緑地→清華亭→伊藤マンション)
    • (3)アイヌ文化史(北大植物園→かでる2・7内北海道立アイヌ総合センター)
    • (4)植民都市建設(道庁赤れんが庁舎→時計台→大通公園)
    • (5)戦後北海道史(大通公園テレビ塔)

全体ルート

f:id:h30shimotsuki14:20190624224829j:plain

北大農学部

f:id:h30shimotsuki14:20190624224839j:plain
左は『北へ。』シリーズのアニメバージョン。能登麻美子が気位の高いキャラを演じています。右は『動物のお医者さん』で二階堂里穂(高3・獣医志望)が獣医学部農学部獣医学科と思い込み、間違って見学している様子。当初の予定では1936年に行われた陸軍大演習で昭和天皇が北大農学部から指揮を執り、聖蹟も残っているので、それを中心に旧図書館や旧昆虫学及養蚕学教室などの関連遺産群を取り扱おうと思っていた。

古河講堂

f:id:h30shimotsuki14:20190624224815j:plain
ノベルゲー『はるかかなた』で主人公たちが通う学校の校舎。古河講堂は、足尾銅山鉱毒事件で有名な古河財閥の第二代社長に原敬が就任したことにより、公害を起こした企業の社会貢献として建設された。近代史的に重要な事件をいくつも扱うことができるため、取り上げるつもりだった。

北大植物館博物館

f:id:h30shimotsuki14:20190624224811j:plain
ゴールデンカムイの江渡貝くんのお家は、北大植物園の博物館。刺青人皮の偽物を作って金塊争奪戦を混乱に陥れた江渡貝くぅんの元ネタとなったのが、この施設である。博物館の中には動物の標本や南極に置き去りにされたけど生き延びた例のあの犬の剥製がある。

旧道庁赤れんが庁舎

f:id:h30shimotsuki14:20190624224759j:plain:h300
天体のメソッド』で主人公たちが通う校舎が赤れんが庁舎。外観だけでなく中に入ることができ、北海道立文書館、歴史ギャラリー、樺太関係資料館、北方領土館を見学できるので、ヘリテージツーリズムや教科教育にはうってつけの場所だったのだが・・・

時計台

f:id:h30shimotsuki14:20190624224820j:plain:h300
『デレマス』のナターリア。時計台を背景にする作品はとても多い。『デレマス』は背景になっている観光スポットに聖地巡礼に行くプロデューサーの皆さまが多く、全国各地に散らばっていくことで有名である。時計台は農学校が移転する前の施設として唯一残されたものであり、旧演武場である。

大通公園

f:id:h30shimotsuki14:20190624224803j:plain:h300
北へ。WI』の琴梨。ドリームキャストのソフトで北海道観光誘致を目的に作られたノベルゲー。原画師はかの有名な大槍葦人先生です。琴梨は冒頭から登場するヒロインで主人公くんをお兄ちゃんと呼んで慕い札幌市内などを案内してくれます。札幌の植民都市建設において官庁街と民間街の防火帯として区切られたことから始まり、札幌市に迫ることができるナイススポットであった。

テレビ塔

f:id:h30shimotsuki14:20190624224807j:plain
『アストラエアの白き永遠』のコロナ。ここもまた数多くの作品の舞台となるが、『最終兵器彼女』では札幌空襲で破壊されている。このテレビ塔から1950年代前半以降の戦後札幌市を描き出すことができるので、取り上げるつもりであった。