museum

加藤克「植物園における歴史的資産の保存活用」(『北海道大学歴史的資産保存活用シンポジウム報告書』、北海道大学施設・環境計画室、2016、17-24頁)

要旨 現在の段階では無価値かもしれないが、時が経てば後世の人間にとっては価値がある。それ故、文化財の価値とか歴史的価値というのは、一つの見方、今の見方だけで考えてはいけない。歴史的資産とは作り上げてこなければできないものである。 「情報」が…

博物館の行政機構における位置づけ

北海道の場合 調査の経緯 北海道の博物館の情報を得るため検索をかけるが、「北海道 博物館一覧」でググっても、ほとんどがお出かけ情報サイト。教育委員会の「道内の登録博物館・博物館相当施設」のページに辿り着いても、なぜか「北海道博物館」は掲載され…

museum studies(final)「Packaging and transportation of cultural properties in museums」

梱包作業と輸送に関する体験型講座。運送業者美術品事業部の方からレクチャーを受ける。 ※参考→公益財団法人日本博物館協会 主な事業:美術品梱包輸送技能取得士資格認定事業 現場作業の時には館長から「見て覚えろ」式に実地で教わっただけだったので体系的…

museum studies(012)~(013)

記録をつけ忘れていたので、メモ。 【012】(2019/01/07) アイヌ展示の3類型 日本の博物館におけるアイヌ展示のされ方の紹介。(1)アイヌ人を絶滅したものと認識させるような展示、(2)アイヌ人が前近代的な生活をしていると認識されるような展示、(3)現代にお…

museum studies(011)「Bear's wood carving/Ainu and wolf」

lectur's note アイヌと偶像崇拝 (1)アイヌは偶像崇拝が忌避されていたという説がある。そのため熊の木彫りの伝統工芸品は和人が考えだし普及させたものなので、観光と経済によりアイヌ文化を捻じ曲げたと批判する論理展開となる。しかし、アイヌの偶像忌避…

museum studies(010)「Local museum/Outdoor Museum/UNESCO Recommendation」

Lecture Notes 【1】Local museum Abstract…ノースシーロードにおけるlocal museumの比較研究。常設展示、教育活動、設立経緯などが比較の観点。 疑問に思ったのは、設置者や経営母体によりmuseumの機能が変わってくるということ。例えば教育委員会管轄の社…

museum studies(009)「Owl as the present/The social education policy of the Manchurian country and the practice of the museum and newspaper report in Japan/Ainu Museum of 2020」

Lecture memo フクロウ 近世においてフクロウは和人の間で献上品・贈答品とされていたことが紹介された。では和人にとって、なぜフクロウが献上品・贈答品に成りえたのか。単純に考えると希少価値があったのか。珍奇な動物として贈答品・献上品となったのか…

museum studies(008)「Fundraising」

ファンドレイジング=カネ集め。 民間非営利団体(Non-Profit Organizations:日本では公益法人、特定非営利活動法人、大学法人、社会福祉法人などを含む)が、活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為の総称。 カネを集めるにはどうすれば良…

大出尚子『「満洲国」博物館事業の研究』(汲古書院、2014)のメモ

参考になった箇所のメモ 先行研究の分析 満洲国の博物館に対する概括的な議論 山室信一「空間認識の視覚と空間の視座」山室信一編『岩波講座「帝国」日本の学知』8、岩波書店、2006年、序8-9頁 「満洲国」国立中央博物館を「独立国家の体制」が整えられるな…

museum studies(007)Ainu and owl/Ainu exhibition/A crow of early modern

memo Ainu and owl Ainuには様々な儀式がある。熊送りのイオマンテなどは有名だが、中には"HUKUROU-OKURI"なるものがあるらしい。イオマンテなどは、KUMAのNIKUやKEGAWAなどの利用という実用的な意味があった。しかし"HUKUROU-OKURI"はフクロウの身体を実用…