tourism

Heritage tourism(006)「サクシュコトニ川の源流と農学校関連遺産群」 

今回の講義はキャンパス南部周辺の巡検であり、サクシュコトニ川の源流と農学校関連遺産群を中心に回った。ここでは時系列順に各地で発見したこと等をまとめていく。 1.クエスト「サクシュコトニ川の源流と北大中央ローンの間の河川跡を探せ!」 (1)コンテン…

加藤克「植物園における歴史的資産の保存活用」(『北海道大学歴史的資産保存活用シンポジウム報告書』、北海道大学施設・環境計画室、2016、17-24頁)

要旨 現在の段階では無価値かもしれないが、時が経てば後世の人間にとっては価値がある。それ故、文化財の価値とか歴史的価値というのは、一つの見方、今の見方だけで考えてはいけない。歴史的資産とは作り上げてこなければできないものである。 「情報」が…

Heritage tourism(005)「植物園における動植物の文化的意味」

本日のヘリテージツーリズム論演習は植物園のフィールドワークでした。 課題は植物園における動植物がどのような文化的意味を持つかを考察すること。 (あと植物園内における竪穴住居跡を見つけること) 単純に自然遺産として考えるのではなく文化的文脈に位置…

Heritage tourism(004)「Indigenous tourismを扱う際の問題点」

文化遺産を観光資源にするヘリテージツーリズム。 近年の北海道の場合、アイヌ民族を観光対象とする政策を展開しています。 →https://ainu-upopoy.jp/ つまりは先住民族観光「Indigenous tourism」と切っても切り離せないのです。 以上の理由により、今回は…

Heritage tourism(003)「Indigenous tourismの考え方」

ツーリズムは単なる観光資源の消費ではなく「文化的交流」。文化遺産を価値づけし、その重要性と保護の必要性をコミュニティ並びにビジター双方に理解してもらう。ツーリズムを通して、社会的・財政的・政治的な支持を得ていく。 導入 一般のアイヌの方 「庶…

Heritage tourism(002)「遺跡保存庭園とモデルバーン」 

フィールドワークレポート 1.無主地問題について 1-1.土地奪取の記憶 1-1-1.説明版を考え直す(奪取後の歴史の書き換え) 遺跡保存庭園の案内板では、竪穴住居が奈良時代末~平安時代にかけて作られたと記されている。しかし、この竪穴住居で暮らしたのは和人…

コンテンツの賞味期限とコンテンツの換骨奪胎と新しいコンテンツの創出(桜ヶ池レベルアップクエストNo.04「FIRE FESTIVAL」)

コンテンツは地域振興のとっかかりに過ぎない。コンテンツは終わる。賞味期限が早い。 一時的な大量の消費者の動員はイナゴのようなものであり食い尽くされて何も残らない。 それ故、地域振興ではコンテンツを換骨奪胎し、変容したコンテンツが生み出される…

間野山研究学会 第2回「「コンテンツ」×「地域」~地方発・最新の取り組み」

各報告を聞いて、自分の印象に残った事や考えた事項などのまとめ。 報告1「コンテンツビジネスとコンテンツツーリズム~アニメコンテンツを巡る権利者・地域・ファンの幸せな関係とは?~」 重要なのはブランディング コンテンツツーリズムには製作者・地域…

Heritage tourism(001)「フロンティアとコロニー~先住民族としてのアイヌ~」

蝦夷地は江戸時代後半から帝国主義下における日本とロシアの「無主の地」の取り合いの歴史。 開拓使と侵略史は表裏一体であり、「フロンティア」の語の背景には「無主の地」の発想がある。 和人がアイヌ人を文化遺産として観光資源化する際には、注意が必要…

実地視察「札幌雪祭りにおけるキャラクターIPとしての初音ミク」

コンテンツツーリズムを研究しているのなら地域イベントの実地視察は必須。 と、いうことでキャラクターIPの一事例として、雪ミクを見てきました。 (※ここでのIPとはintellectual propertyで知的財産権のこと) 「雪ミク」という初音ミクから派生したキャラク…

日本人の満洲国認識形成とコンテンツ・コロニアルツーリズム

【概念図】研究の方針とか 満洲国コンテンツの生産 1931年の満洲事変を契機に、翌1932年には満洲国が成立した。傀儡国家でもある満洲国に実態を持たせるため、その正当化が図られ、満洲認識を広めるために日本では様々な満洲国コンテンツが生産された。小説…

Contents tourism(014)(015)「Case study presentation」

演習の最終回は事例研究発表会。舞台訪問ツアーで扱った作品とプラスαを発表する。 『動物のお医者さん』、『星空のメモリア』、『ゾンビランドサガ』の事例について発表してきた。 ここでは『動物のお医者さん』、『星空のメモリア』についてまとめておく。…

コンテンツ産業×ヘリテージツーリズム×博物館×生涯学習

※書きなぐり版コンテンツ産業を観光資源にして聖地巡礼・舞台訪問を生み出し、歴史(文化財・文化遺産)に繋げて、博物館などの社会教育や生涯学習に活かす取り組みを研究したい。 例 ゾンサガに興味を持つ→聖地巡礼に行く→旧三菱合資会社唐津支店本館(唐津市…

新聞報道に見る『ゾンビランドサガ』 ~作品誕生の経緯と佐賀県振興への貢献~

コンテンツツーリズム論用のメモ 作品誕生の経緯 ゾンビランドサガを産んだ3人 渡辺耕一(「Cygames」代表取締役)×竹中信広(『ゾンビランドサガ』プロデューサー)×近野顕次(佐賀県広報広聴課係長) 「Cygames」の渡辺耕一代表取締役が「佐賀を舞…

『ゾンビランドサガ』作品と舞台地の魅力

コンテンツツーリズム論の課題で書いた文章 (0)はじめに 『ゾンビランドサガ』はゾンビがアイドルになって存在自体が風前の灯である佐賀県を救うテレビアニメーションである。2018年10月~12月にかけて放映された。以下では(1)『ゾンビランドサガ』における…

群馬県においてリンゴ厨系「んごんご」アイドル(山形県出身)が誕生しました。『デレマス』の新たな聖地巡礼先に群馬県の草津温泉が追加されます。

『デレマス』が寄与した聖地巡礼の隆盛 大人気スマホゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』。二次創作やファンアートが盛んなので、プレイしたことがない人もキャラの絵や動画を見かけたことがあるのではないでしょうか?そんな『デレマス』ですが、…

Contents tourism(012)(013)「A stage visit of "Kanon"」

今回のコンテンツツーリズム論演習では『Kanon』の舞台訪問がテーマでした。 『Kanon』は舞台訪問や聖地巡礼にとって重要な位置づけの存在であるとのこと。 ゼロ年代後半『らき☆すた』の鷲宮などアニメによる地域振興のムーブメントが起こります。 その前史…

Contents tourism(EX001)「Anime magazine and content power/Pop culture and nationalism」

コンツリ演の特別講演に参加。コンツリを知るためにはコンテンツにも目を向ける必要がある!!! 内容を詳述はできないので、講演を聞いてあくまでも私個人が考えたことなどのメモ。 1本目がアニメのマガジンにおけるキラーコンテンツの発掘。 2本目が韓国に…

Contents tourism(010),(011)「Inbound by film tourism」

講義メモ。 外貨獲得手段としての観光業 明治国家において、世界市場で競争できる輸出品が生糸くらいしかなかった日本は、ジャパンツーリストビューローを結成し、外国人観光客を日本国内に誘致することで外貨獲得を図った。冷戦崩壊後、グローバル資本主義…

Contents tourism(009)「Contents tourism latest circumstances」

報告1 Localization of Pop Culture;Symbolic Action and Ritual Process of Contents Tourism. ナラティブ creative elements 自然物ではなく、人間の創造上のものによって観光行動が起こる メディアを通じて消費される娯楽作品 メディアミックスの早さ 同…

Contents tourism(008)「Regional promotion utilizing animation and manga. ~Washimiya and Hamanakatyou~」

Today's summary これまでの講義では、作品を研究して作品の舞台を実際に歩いてどのように感じるかを実体験したが、今回はコンテンツ―リズムを利用して町興しをしている事例を研究する。 コンテンツツーリズムのアクター(旅行者・地域の側・権利サイドの3種…